第18回日本病院総合診療医学会 Day 1
関東は雪?
そんな中、熱い集いが南国沖縄で開催されいています。
筆者の想いだけを言うと昨年の大分の布石から一年、、、
多くの医師の協力とNPのpassionで実現した本学会の診療看護師セッション。
ありがたいことに学会のオープニングを飾らさせていただきました。
内容は、、、、
諸事情により後日記載いたします。
同時刻に行われた一般演題。
ここでも同志の報告が行われました。
「入院患者管理を行うNPの役割 1年間の業務分析を通じて」
特定行為研修が始まる、医行為の代行などに着眼される中、ケアとしてどのようなアウトカムが生まれているのか、、、
実際の数字として医師に比べ2―3倍の代行入力件数があったり、医師の代わりに病状説明を行ったりと、診療看護師が携わることも少なくありません。
ただ、医師が忙しいから診療看護師が行なっている、、、
ではありまません。
医師が忙しいから診療看護師に託している、、、
でもありません。
いつ、誰が、何を、、、5W1H
色々なバイアスがある中、最良の選択を行い、実施し、患者満足につなげる。結果施設の最良につなぎ得ることができる。
そのような実践を発表してくださいました。
医師の働き方改革
その改善のためにNPがいるわけではなく
その現状により、医師の働きかたに改善を求められる中、患者様に対し、より最良の援助を行う術を見つけ実践する。
代行ではなく、新たな実践を表現した発表だったと思います。
って言ってもやはり患者のニーズに対し、医師と看護師では差があるのでは、、、
と言った疑問に着眼したのが
過去数年のNP介入事例をまとめ、レジデントとNPの介入事例で入院中の結果、退院後再入院率など含め有意差はなかったとのまとめを発表してくださいました、
もちろん指導医の先生方のご協力の元診療が行えています。
決して医師と同じことをNPが行なっているとは限りません。
しかし、NPとして診療を行い「チーム医療」に介入すルことで、今までの診療スタイルと優位の差がない結果を生むことができた。と言った内容です。
NPは医師ではありません。
しかし診療を理解し、看護師としての業務拡大を担うことで、同様の医療サービスを提供することができている。
診療看護師というなの「診療」は何を指しているのか
そこにフォーカスを当ててくれた発表でした。
そう言った次の次元の看護師にステップアップしたいか?
と言った内容をまとめてくれたのは
先日まとめた特定看護師に対する看護師の想いとも通ずるところがありましたが
実臨床において、必要とされつつあるNPの存在
しかし、その後を追いたいか、、、というと話は別。
責任の問題、個人的な費用対効果、安全性など個々に想うことも多くあります。
その不安、疑問に対し何かしらの返答を見出すのも、今後のNPの役割かもしれません。
ただ、日常看護師が行なっていることが医師の指示のもと行なっているから安全か?
と言われるとそうでもありません。
HITとは、ヘパリン起因性血小板減少症の発症頻度は0.01%~1%程度と稀なケースかもしれません、
しかしヘパロックなど日常的にヘパリンを用いている現状はないですか?
何気に使っていませんか?
看護師特定行為でPICC挿入も取り入れられています。
特定行為研修修了者がPICC挿入を実施。その後患者様まがHITを発症してしまった際、誰が発見するのか、、、予防策を誰が取るのか、、、起こった際の責任を誰が取るのか、、、
PICCにも多くの種類があり、ヘパリンを用いないデバイスもあります。
そこを踏まえ提供する内容を踏まえた考える立場にもなり得るのでは、、、
発生頻度が少ないから云々ではなく、いかにそこのリスクを回避するか。
そのようなことを考えるきっかけを与えてくださった事例でした。
HITについては改めてまとめてみたいな、、、
明日は私も発表です。
エネルギーも充電したし
話せることを話します!