症例の続編
入院後グロブリン投与を行いましたが血小板は改善を認めず
入院後5日目より止血困難の鼻出血
そして入院7日目
意識レベルの低下あり
CTにて左右の脳室、視床下部、脳幹付近に出血を認めたため、専門の病院に緊急転送となりました。
転送の際、PCを投与したにもかかわらず血小板は立ち上がることなく
前医で測っていた検査も踏まえ、ITP+エヴァンス症候群疑いで治療開始となりました。
http://www.nanbyou.or.jp/entry/269
しかし、血漿交換を行おうにも血小板が1000しかなく、ブラッドアクセスも挿入出来ず
救命優先としマルクをしないままステロイド投与で経過を見ています。
頭の出血次第では挿管、緊急手術の恐れもあり、、、
患者待合で寝泊まりする筆者であります。
日頃見ているバイタル、身体所見、検査データ、画像、そして経過、、、
何気に見てること
おっ!と思うこと
やばい!って思う事
それが親族になると
こんなに怖く感じ
1分1秒を長く感じ
歯痒さを感じるものなんだと改めて実感しました。
知ってるからこそなのかな?
職業柄調べちゃうから余計か?
辛いのは本人なんですけどね
NPとしての援助ってなんだろ?
看護師としてできるケアってなんだろ?
たぶん沢山あるんと思う。
反面「家族が医療者だから理解がいい」って思う事もあるけど
わかる分辛さも増すんだって事は実感
職場のサポートもあり、お休みをいただいて関東の病院で付き添いさせてもらってます。
周りの方々に感謝しながら
今は信じることしかできません。