偽痛風のミカタ〜NPでの学びを看護に繋げる〜
入院中の発熱をよくプレゼンしますが
6Dの中に上がってくるcppD
偽痛風
確かによく目にします。
高齢者の入院患者の発熱は誤嚥か尿路感染か偽痛風?というくらいに見ます。
ということで今回は改めて”偽痛風のミカタ”について簡単にまとめてみました。
痛風の偽物
偽痛風です。
尿酸ではなくピロリン酸カルシウムが悪さします。
症状の発生機序は似たような感じらしいですが、症状の部位は以下になります。
偽痛風の症状
症状は痛風と同様。
症状軽快までの期間は偽痛風のほうが短いです。
CDS:Crowned Dens Syndrome
そして偽痛風で忘れてはならないのが”crowned dens syndrome”です。
発熱検索で、各関節は触るけど、回旋動作を確認することも少なくありません。
要チェックです!
参考サイト
偽痛風の診断
偽痛風の診断は主に関節穿刺、X線、CT(CDS)で行います。
ただ状況によっては疑わしきは、、、ということで診断的治療でNSAIDsを開始することもあります。
偽痛風の治療
治療は単関節の場合は関節穿刺、ステロイド関注、複数関節、もしくは前記治療で改善がない場合は投薬になります。
後述するNSAIDsですが、最近ではアセトアミノフェンを用いることがあります。
最後に痛風と偽痛風の違いについてまとめてミタ
私は痛風に気をつけます、、、