食欲不振の鑑別 GERDPPI
復習シリーズ Vol.8
末広がりの第8弾
今回は食欲不振の鑑別
病院でよく目の当たりにする食欲不振(食欲低下)
看護計画で記載されている観察項目は
1.食事摂取量、好き嫌い
2.食事行動時の様子、食事パターン
3.間食の有無
4.体重
5.検査データ
TP、ALB、RBC、HCT、HGB
これだけを見ていけばいいのか?
食欲不振の鑑別の覚え方
GERDPPI(逆流性食道炎+プロトンポンプ阻害薬?)
G:Gastric(消化管)
E:Endocrine (副腎不全)
R:Respiratory (心肺疾患⇒慢性心不全、COPD)
D:Drug(NSIADS, ジギタリス, テオフィリンなど)
P:neoPlasm(悪性腫瘍)
I:Inflammation (感染症、血管炎など)
看護としては副腎不全がピンとこない方少なくないかもしれませんが
症状として
全身倦怠感、食欲不振、脱力、体重減少、血圧低下、低血糖などなど
看護計画の観察項目が多岐に渡りそうです。